a-blog cmsとnotionでブログ時短投稿
2023年12月23日(土)
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この記事は、a-blog cms Advent Calendar 2023 の22日目の記事です。
ここ数年、Webマーケティングを行う上で、いろいろとやるべきことが増えてきました。
例えば、
- 自社サイト
- オウンドメディア(自社ブログ)
- SNS(X(Twitter)・Instagram・Tik Tok)
- Youtube
- LINE公式アカウント
- Googleビジネスプロフィール
- ウェブ解析
- その他オフラインの施策
ざっと挙げただけでも気が遠くなりますよね・・
社内に選任のWeb担当者がいるのであればまだしも、通常業務を兼務しながらとなるとなかなか手が回りません。
もちろん外注することもできますが、やはり予算の関係もあると思います。
そこで、限られた時間でできるだけ多くのことを行うべく、一つ一つの作業時間を短くしていく必要があります。
今回は、a-blog cmsのリッチエディターとnothionを使った、オウンドメディア(自社ブログ)の時短術+管理術について紹介したいと思います!
オウンドメディア(自社ブログ)記事作成の大まかな流れ
どんな内容の記事を作成するかの企画から公開までの流れは、だいたい以下のように進めていきます。
- ユーザーの悩み調査
- ネタ出し
- 構成決め
- notionで内容作成
- まるっとa-blog cmsのリッチエディターにコピー
- 整形
- 記事公開
次からは、ひとつずつのステップをどう行っていくか説明していきますね。
1.ユーザーの悩み調査
まず、自社のターゲットとするユーザーがどんな悩みを持っているのかを挙げます。
例えば、自社が工務店でターゲットが「注文住宅を建てたいけど光熱費は抑えたい」人だった場合、このような悩みが挙げられます。
- 太陽光設置は実際元は取れる?
- 蓄電池って何、値段は?メリットデメリットを知りたい
- そもそも注文住宅を建てるとき、何に気をつけたらいい?
- オール電化が得なのか、ガス併用が得なのか
まだまだたくさんあると思いますが、100個挙げるとターゲットに対する解像度もかなり上がるでしょう。
悩みはこうリサーチする
しかし「ターゲットの悩みってどう出せばいいの?」「100個も出すのは大変」と思われる方もいると思います。
悩みは、様々な媒体から探すことができます。
- Yahoo!知恵袋
- ラッコキーワードのサジェスト
- Instagramの家づくり関連投稿
- Tik Tok
- 雑誌、書籍
- 実際のお客さんの声
- ChatGPTなどのAI
などです。
最近はChatGPTなどを利用していて、めちゃくちゃ時短になっています。
リサーチした内容は、notionで管理
たくさん出てきた悩みは、notionで管理していきます。
私はこのような形で、記事案作成までnotionで作成しています。
ステータスや悩み、解決策、記事URLまで記載できるので、notionが今のところスプレッドシートよりも使いやすいかなと感じています。
2.ネタ出し
悩みが書き出せたら、それに対する解決策という形でネタ出しを行います。
もう悩みが決まっているので、ネタ出しは答えを準備するだけなので比較的簡単ですね。
このときのコツは、一般的な回答ではなく、自社にしかできないことを織り交ぜると差別化できます。
3.構成決め
ネタ出しができたら、次に記事の大まかな見出し構成を決めていきます。
大見出しと小見出しぐらいの構成で、
- ターゲットが知りたいことの回答
- 自社が伝えたいこと
をうまく混ぜていきます。
このとき、同じユーザーの悩みを解決しているだろう記事の内容を参考にしたり、ChatGPTなどのAIに構成作成をお願いしたりするとスムーズです
4.notionで記事内容を作成
構成の次は、実際に記事内容を作成していきます。
notionで見出しや箇条書きも入力できるので、文書構造にそって入力していきましょう。
こちらも、見出し構成をChatGPTで入力すればある程度生成されるので、利用するとめちゃくちゃ時短になります。
notionでも記事生成できるので、利用してもいいですね。
ただ、AIで生成した文章はなんとなく人感(ひとかん)が薄いということ、信憑性の確認が必要なこと、オリジナル性が無いので、参考にする程度で細かいライティングは自分で行うようになります。
5.まるっとa-blog cmsのリッチエディタにコピー
notionで書いた記事をまるっとコピーして、a-blog cmsのリッチエディターに貼り付けます。
notionで作成した見出しや箇条書き、リンクもそのまま反映されるので、一瞬で作業完了します。
6.記事内容を整形して公開
エディターに貼り付けして、もし記事内容を整形する箇所があれば整えます。
notion内の画像は一緒に貼り付けできないので、個別にアップロードします。
リッチエディターは、色を変えたり独自のスタイルを追加するカスタマイズもできるので、読みやすいよう工夫することができます。
リッチエディターで気をつけること
とても便利なリッチエディターですが、いくつか気をつけることもあります。
- カスタムユニットが使えない
リッチエディターの中で、a-blog cmsのカスタムユニットは使えません。 目次ユニットなどを独自に作っている場合は、カスタムユニットの外に別で設置するようになります。 また、他ページへのリンクユニットなども、リッチエディターユニットの外で利用しましょう。 - グループ化できない
例えば、「見出しとリストをひとまとめにして背景色をつける」「2段組にする」など、要素をグループ化してそこにスタイルを適用するということはできません。少し複雑なデザインをする際は、通常のテキストユニットを使うようになります - 画像の拡大表示ができない
a-blog cmsのメディアユニット、画像ユニットであれば拡大表示ができるのですが、リッチエディター内にある画像は拡大表示ができません。
これらができるようになれば最強なのですが・・!
notionを組み合わせる理由
直接a-blog cmsに記事を書いていくのでもよいのですが、notionを使うには理由があります。
- 隙間時間にもできる
- notionだと、案を思い浮かんだらユーザーの悩みだけでもパッと書き留めておくことができます
- 業務の合間に少しだけ時間が空いたときにできるので便利です
- notionはスマホでも使える(使いやすい)
- スマホアプリがあるので、本当に片手間でできます。通勤時間やランチの時(休憩時間ですが)にパッと思いつくこともあるでしょう。その時に入力しやすいです
- ネタ出しはまとめてやる、ステータス管理ができる
- ネタだし、悩みだしが一元管理でき、いまの記事作成ステータスがどういったものなのかが把握できます。
- チームで作業する場合も分かりやすいのが利点です
a-blog cmsやツールを効率的に利用して、時間を有効に使おう
今はAIツールなども進化してきていて、時短できる手法はたくさん出てきました。
うまく利用して、時間を有効に使いマーケティング効果を最大限発揮していきましょう!