ウェブ解析士合格率(2023年3月)はなんと95%!リニューアル前より難易度が下がった理由とは?
2023年04月21日(金)
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ウェブ解析士の試験は、2023年に大幅に改定されました。
そこで気になるのが、ウェブ解析士試験の合格率。
2023年3月のウェブ解析士試験の合格率が、公式メルマガで発表されました。
2023年3月のウェブ解析士合格率は、95%!
2023年3月の合格率は、なんと95%の高確率でした!!
素晴らしいですね!
受験者数が少なかったからかというとそうではなく、383名の方が受験されているそうです。
そこから考えると、合格率はかなりアップしています。
ウェブ解析士の試験は、2023年から何が変わったか
では、ウェブ解析士の試験がどう変わったかについて少しご説明しますね。
試験時間が変更になった
まずは、試験の時間が大きく変わりました。
2023年 | 2022年以前 | |
---|---|---|
問題数 | 50問 | 60問 |
試験時間 | 120分 | 60分 |
2023年バージョンでは、時間が延びて問題数が少なくなっています。
問題文が多くなったり、1問にかかる時間が2022年以前よりは長めにはなっていますが、それでも1問に対して2分以上の回答時間は確保できるようになっています。
Googleアナリティクスのレポート提出が不要になった
2022年までは、試験に合格した後、期間内にGoogleアナリティクスのレポートを提出して、合格する必要がありました。
2023年の改定では、Googleアナリティクスのレポート提出が不要となっています。
ただ、試験の中でGA4にアクセスして回答する問題も出てくるので、Googleアナリティクスの知識自体が不要になったというわけではありません。
問題の内容が、用語の暗記問題中心から「考える問題」「実務で起こる状況に近い問題」に
2022年以前は、用語の説明を問う問題や計算問題、明確に不正解が分かるような問題が大半でした。2023年の試験では、その状況において「最も正しい選択肢を選ぶ」という問題に変わっています。
「絶対にこれは違う」という選択肢はなくなり、どれもそれなりに正しい選択肢の中、問題文の状況に合う適切な答えを探す、というものになります。
考えることが多くなった分、1問にかかる時間は少し増えそうですね。
問題集・講座・試験の関連性が強化され、事前学習していれば合格できる
今回、試験問題だけではなく、ウェブ解析士講座や、ウェブ解析士試験の問題集もかなり変わり、試験との関連性が強化されました。
- ウェブ解析士認定講座
実際に試験に出てくるような形式の問題を解いていき、その考え方やなぜその選択肢になったのか、他の選択肢は何が違うのかなどを丁寧に解説してくれます。試験対策に重点を置いた講座です。 - ウェブ解析士問題集
実際の試験問題に近い形の問題集です。ウェブ解析士の試験の過去問題は出回っていないので、問題集で学習していきます。
2023年ウェブ解析士試験の合格率がアップした理由を考察
上記を踏まえて、合格率がアップした理由を考えてみます。
試験時間に余裕ができ、焦らずゆっくり取り組めた
まず、試験時間が50問120分に変わったことで、比較的時間に余裕ができました。
以前は1問を1分で解く必要があったので、焦ってしまって問題文を読み間違ったりすることもあったかもしれません。
2023年のウェブ解析士試験は、1問を2分以上かけることができるので、集中して落ち着いて取り組めたのもあるかと思います。
レポート提出が不要になったため、通常業務が忙しすぎる人でも取り組みやすくなった
2023年はGoogleアナリティクスのレポート提出が不要となりました。
2022年以前は、期限内に提出して合格する必要があったため、業務が多忙な方などはなかなか取り組むのが難しかったかもしれません。
Googleアナリティクス自体は、試験問題に組み込まれるようになったので学習は必要ですが、ここももしかしたら要因になっているかもしれませんね。
講座や問題集がバッチリ試験対策になった
個人的には、これがすごく大きかったんじゃないかと考えています(あくまでも推測ですが)。
2023年のウェブ解析士認定講座や問題集は、より試験対策に重点を置いた内容となっています。
①問題集で試験問題に慣れる
②問題集やテキストで分からなかったことを講座で解決する
という流れが、合格率をアップさせる一番の方法ですね。
受験された方も、このやり方を実践された方が多かったのかもしれません。
2023年のウェブ解析士は合格を目指しやすい
集中して試験に取り組め、また合格するための勉強法も充実しているので、2023年のウェブ解析士の試験は、合格を目指しやすいといえます!
試験内容は毎年変更になるため、来年も同じになるかどうかは今のところ不明です。
ウェブ解析士に興味のある方は、合格率が高い今年中のうちに取得されるのが良いかもしれません。