【2024年版】ウェブ解析士とは?試験の難易度や勉強方法を講師が紹介
2023年03月12日(日)
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こんにちは!山田恵理子です。
私は、香川県でウェブ解析士マスター(ウェブ解析士を育成する人・コンサルティング)として、デジタルマーケティングの業務に携わっています。
この記事では、ウェブ解析士のメリットや資格の取り方、試験対策などについて詳しく解説していきますね!
ウェブ解析士とはどういう資格?
スマートフォンが登場し、コロナ禍で加速したインターネット市場。
調べ物から買い物、娯楽まで、インターネットは私たちの生活の一部になりました。
ネットを利用するだけではなく、ネットを使った仕事をする人も増えてきています。ECサイト(ネットショップ)を運営したり、自社のサイトを立ち上げたり。飲食店やヘアサロンなどのリアルな店舗を持たれている方も、SNS等で集客を行うようになりました。
また、今までデザイナーだった方やウェブサイトを制作されている方も、クライアントから「売上を上げたい」「問い合わせを増やしたい」などの相談を受けることも増えているのではないでしょうか?
「商品を売りたい」「お店に来てもらいたい」「問い合わせをしてほしい」など。事業を成り立たせる上での目標や、やらなければいけないことは沢山あります。しかし、やみくもにそれらを行っていたとしても、なかなか成果につながらないこともあるかもしれません。
ネットで集客したい場合、きちんと知識を学んで実行すると、より大きな成果をもたらしてくれる可能性があります!
それらの「事業の成果につなげる」知識を身につけられる資格が「ウェブ解析士」なのです。
ウェブ解析士協会公式サイトでは、ウェブ解析士の資格について以下のように説明されています。
アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材、それがウェブ解析士です。ウェブ解析士は、ウェブ解析スキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断ができるスキルを習得することを目標としています。
引用元:https://www.waca.associates/jp/course/wac/
アクセス解析=ウェブ解析とは違うの?
アクセス解析はよく聞くけど、「ウェブ解析」はこの資格を知らない方などはあまり聞いたことが無いかもしれません。
なので、
アクセス解析とウェブ解析は同じ。解析ツールでデータを分析するやつでしょ?
と思っている方もいるのではないでしょうか?
実際、私もこの資格を知ったばかりの頃はそう思っていました。
しかし、「ウェブ解析」はアクセス解析と同じではないのです。
アクセス解析も含む、もっと広い範囲のことを「ウェブ解析」というのです。
「事業の成果に貢献する」ためには、アクセス解析を行ってサイトを改善するだけではなかなかできないこともありますよね。
戦略を立てたり、利用者・購入者の声を聞いたり・・・。
場合によっては、ネット以外で改善を行う必要があるかもしれません。
それらをひっくるめて対応できるようにするのが、「ウェブ解析士」です。
「やることが沢山あるのに、全部勉強するのは大変そう・・」
「ウェブのことはあまり分からないのに、合格できるかな?」
と不安に思われる方もいらっしゃると思います。
確かに、学ぶ範囲は広く、テキストのページ数も多いです。
しかし、ここでしっかり学んでおくことで、
自社商品やサービスの売上を上げるためにやるべきこと
というのが見えてくるようになります!
ウェブ解析士の講座や試験内容は、2023年から大幅に変更になりました。
試験問題の数や時間、出題内容も変わっているため、2023年の情報を参考にしてください。
また、この記事は2023年についての内容ですが、来年以降変更になる可能性はあります。
公式テキストや試験の制度などは、毎年1月に刷新されます。
そのため、11月ごろまでに勉強し、受験されることをオススメします。
参考:https://www.waca.associates/jp/news/78509/
ウェブ解析士は3段階
ウェブ解析士の資格は3段階に分かれています。
上位の資格は、その下の資格が合格していれば受験することができます。
資格名 | 資格の概要 |
---|---|
ウェブ解析士 | このページで説明している、一番始めに受験する資格です。ウェブ解析やマーケティングの用語理解や知識を習得します。 |
上級ウェブ解析士 | 実戦経験によるコンサルティングスキルを習得できる資格です。 |
ウェブ解析士マスター | ウェブ解析士、上級ウェブ解析士の講座を開くことができます。また、より高いコンサルティングの能力も求められる資格です。 |
ウェブ解析士はこんな人におすすめ
ウェブ解析士を目指すのにおすすめなのは、こんな方です!
試験の難易度は、実務経験1〜2年目の方でも、テキストや講座で勉強すれば合格できるようになっています。ぜひチャレンジしてみてください
企業や店舗のウェブ担当者
- 配属されたけど、具体的に何から始めればよいか迷っている
- 今のやり方のままで良いのか、もっと良い提案ができないか悩んでいる
実店舗を運営されている方
- 店舗に来てほしい、商品購入やサービスを利用してほしいけど、ウェブにどのように力を入れたら良いかが分からない
ウェブ制作者、ライター、ウェブディレクター
- 今のスキルに+αでクライアントに提案できる技術を身につけたい
- 転職に少しでも有利になりたい
コンサルタント、広告代理店
- 変化の激しいウェブの世界で、クライアントにベストな提案を行いたい
こんな人はウェブ解析士にはあまり向かないかも
Googleアナリティクス(GA4)の詳しい使い方、レポートの作成方法を知りたい
ウェブ解析士はGoogleアナリティクス(GA4)も学びますが、詳しい使い方やレポートの作成方法までは学びません。その場合は、GA4をしっかり学べる別の講座があるのでそちらを検討してみてくださいね。
SNSに特化した内容を勉強したい
ウェブ解析士はSNSについても学びますが、SNSをより詳しく学びたい場合は少し物足りないかもしれません。こちらも、SNSに特化した資格があるのでそちらをおすすめします。
既に業務でバリバリやっていて、ウェブ解析士を取得する必要性を感じない
すでに知識を持って業務に活かし、資格を取得するメリットがあまりない方は特に取得されなくても良いかなと思います。
とはいえ、新しい知識をアップデートできたり、解析士仲間が増えたりするメリットはあるので一度考えてみても良いかなと思います。
ウェブ解析士の資格を取得するメリット
それでは、ここからウェブ解析士を取得するメリットについて紹介していきますね!
学んだその日からすぐ実践できる、「実務に役立つ」カリキュラム
これがウェブ解析士の最大のメリットです!
知識を詰め込むというよりは、どれだけ実際の業務で使えるかを主軸においたカリキュラムになっています。
例えば、
- 「ECサイトの売上が芳しくないので、原因を突き止める」
- 「サイトの問い合わせ数を上げるためには、広告費を○○円アップさせる」
などの課題があったときに、どう動けば良いのかが分かるようになります。
「あの時の課題は、今日学んだ○○を調べると原因が分かるかもしれない」
「この前クライアントに質問されたことは、テキストのこの部分に書かれてあった」
など、学んだその日から新しい気付きを得たり提案に繋げたりできることもあります。
知っているのと知らないのでは行動も変わってきますよね。
ウェブ解析士を学んでいて良かったと思うのは、業務に使えるから、が大きいです。
新たな仕事の獲得や転職に役立つ
実務に使える知識を持っているということは、それに関連した仕事の獲得や転職にも役立ちます。
私もウェブ解析士マスターの資格を持っていますが、その資格があることによって大きなお仕事をいただくことができました。
ウェブ解析士協会が主催するセミナーなどをお得に受講できる
ウェブ解析士協会は、試験や講座の実施だけではなく、ウェブ解析に関するセミナーも主催しています。
有料のもの、無料のものがありますが、有料の場合であってもウェブ解析士の場合は割引価格で受講できるセミナーもあります。
日々情報をキャッチアップしていく必要がある資格なので、とてもありがたいですね!
ウェブ解析士の資格を取って終わりではなく、毎年知識がアップデートできる
ウェブをとりまく状況は、毎年大きく変化していきます。
そのため、常に新しい情報を取り入れていく必要があり、それはなかなか大変です。
ウェブ解析士は、資格を取って終わりではなく、毎年無料で公式テキストPDFが配布されます(年会費6,600円必要)。
公式テキストは1年ごとに新しい内容になるので、テキストを読んでおけば、毎年知識をアップデートすることができます。
デジタル庁の「デジタル推進委員」に応募できる
ウェブ解析士の会員になると、デジタル庁が取り組んでいる、「デジタル推進委員」に応募できるようになります。
デジタル推進員の取り組みとは、以下のようなものです。
デジタル推進委員は、デジタル機器やサービスに不慣れな方にきめ細かなサポートなどを行うことで、社会全体として、デジタル社会の利便性を誰一人取り残されず享受できる環境を作っていくための取組です。引用元:デジタル庁
デジタル推進委員となって、地位社会に貢献することができます。
ウェブ解析士のデメリット
ウェブ解析士には、デメリットもあります。デメリットに感じるかは人それぞれの部分もありますが、いくつか挙げますね。
常に学習しなければ知識は古くなる
これはどの資格にもありえることかもしれませんが、ウェブ解析士で学べるのは、その年時点の最新の内容です。
年月が経つと、ウェブを取り巻く環境も変わってくるので、常に学習していないと知識は古くなってしまいます。
ウェブ解析士の正会員(年会費6600円)になっている場合は、毎年最新のテキストが無料で手に入るので、それで学習することも可能です。
資格を持ったからといって、自動的に仕事が入ってくるわけではない
これもどの資格にも言えることですが、合格したからといって、何もせずに仕事はもらえません。
「私はこれができます」と上司やクライアントなどにアピールして、仕事を獲得していく必要があります。
ウェブ解析士協会では企業とのマッチングサービスもあるので、そちらを利用するのも良いでしょう。
資格維持の手続きが必要
ウェブ解析士の資格を持ち続けるためには、資格を維持する手続きが必要になります。
2023年時点の資格維持内容は以下になります。
- フォローアップテストの合格
- 年会費(6600円)の支払い
フォローアップテストは、きちんと最新の知識を学習できているかなどが問われます。
年会費も必要ですが、毎年最新のウェブ解析士公式テキストがもらえたり、ウェブ解析士主催のセミナーを割引価格で受けることができたりと、年会費以上のリターンはあります!
ウェブ解析士の資格を取得する方法は?
ウェブ解析士認定までの大まかな流れ
① 学習する(テキスト・講座・問題集)
② 試験を受ける
という、大きく2つの段階に分かれます。
テキストで学習するのは必須ですが、講座や問題集を利用するかどうかは、自分の習熟度で自由に決められます。
個人的には、講座も問題集も使って学習するのがベストだと思います。
テキストで概要を理解し、講座で問題の解き方を学び、問題集で試験に慣れる、というようにできているので、確実に合格したい場合、より理解を深めたい場合はおすすめです。
とはいえ、それなりに費用もかかってしまうので、
① 始めはテキストのみ購入して内容をざっと読んでみる
② テキストを読み、難しそうと感じたり、試験対策をしっかり行いたい場合はウェブ解析士認定講座を申し込む
③ もっと試験問題に慣れておきたい、確実に合格したい方は問題集で学習
が良いかなと思います。
テキストや講座、問題集は一度に購入・申し込む必要はないので、「自分がどこまでできそうか」で判断すると良いですね!
ウェブ解析士取得にかかる費用は?
ウェブ解析士を取得するための費用は、2パターンあります。
講座を受けるかどうかで費用が変わってきます。
パターン | 費用 | 内訳 |
---|---|---|
講座を受ける場合 | 33,000円(税込) | テキスト・試験 |
講座を受けない場合 | 22,000円(税込) | テキスト・講座・試験 |
※問題集の費用はここには含まれていません。問題集は別途2,750円(税別)です。
講座を受講する場合は、プラス11000円(税込)がかかります。
結構高いので、受講しようか迷うこともあるかもしれません。
ただ、講座は試験対策になるだけではなく、講師の方のお仕事や実績について話を聞くこともできるので、学ぶ以上の価値はあります。
普段、ウェブ解析士マスターとして様々な業務に取り組んでいる方のお話を聞けるのは、とても貴重な機会なので、受けて損はしない講座になっています。
ウェブ解析士の合格率や難易度は?
2023年3月の合格率は、なんと95%でした!
問題を解く時間に余裕ができたり、レポート提出が無くなったりしたことも関係あるかもしれません。
業務でウェブ解析に携わっている人、これから始める方でも、しっかりテキストを読み、問題集を解いていればほぼ合格するといっても良いでしょう。
ちなみに、2022年以前の合格率は以下のようになります。
2022年
12月 55%
11月 52.76%
8月 42.79%
7月 53.33%
6月 46.91%
5月 55.72%
4月 70.03%
3月 56.79%
2月 49.19%
1月 48.03%
※ウェブ解析士協会プレスリリースより
引き続き、最新の合格率が発表され次第、随時更新していきますね。
ウェブ解析士認定試験について
ウェブ解析士認定試験。2023年から大きく変わりました。
出題内容や問題数、時間、試験日などまるっと変更になっているので、詳しく解説していきますね。
参考)https://www.waca.associates/jp/news/78509/
問題数、時間は 120分 50問
2022年までは、60分60問でしたが、2023年からは、120分50問となりました。
問題数は減って、時間は2倍になっていますね。
2022年以前は、1問を1分で解かなければならず、かなりのスピード感を持って取り組む必要がありました。
2023年は時間が倍になっています。
用語の説明を問う問題から、考える問題に変わっているので、1問にかける時間は2022年以前よりは長くなるとは思いますが、比較的時間に余裕を持って解けるようになっています。
問題文の読み間違いが無いよう、じっくり読んで回答し、あとで見直すぐらいのペースが良いですね。
暗記問題ではなく、「考える」問題に
ここが、試験問題で大きく変わったところになります。
2022年以前は、用語の説明を問う問題や計算問題、明確に不正解が分かるような問題が大半でした。なので、消去法でも正解する場合がありました。
また、試験では公式テキスト持ち込みが可能なので、用語の説明の問題ではテキストのその用語の部分を探すだけで正解できるものでした。
しかし、2023年の試験では、その状況において「最も正しい選択肢を選ぶ」という問題のみに変わりました。
「絶対にこれは違う」という選択肢はなくなり、どれもそれなりに正しい選択肢の中、問題文の状況に合う適切な答えを探す、というものになります。
実際にどういう問題かは、公式問題集のサンプル部分にも掲載されています。
それを見ていただくと、問題文の形式は以下のような形になっています。
・あなたは○○○です。△△を目指すために××が必要ではないかと考えています。あなたが取り組むべきこととして「最も適切なことを選びなさい」
また、4つの選択肢を見ると、選択肢単体で見るとどれも正解と思えるものばかりです。
しかし、問題文で状況が提示されているので、その状況に最もあった回答が正解となります。
なぜ、そのような形式になった?
ウェブ解析士という資格は、「実務で使える資格」というのが最大の特徴であり、メリットです。
「この状況になったときにどう判断し、何を行うか」という判断力が求められる中で、それを試験にも取り入れた形となっています。
今までのように用語の意味を理解できた、というだけではなく、実務に即使えるような問題になった、ということですね!
試験は約2週間の期間内で好きなタイミングで受けられる
ウェブ解析士の試験はオンラインです。
試験開始日は月2回となっていて、開始日から14日間の間で、自分の好きなタイミングで試験を受けられます。
2023年の試験開催日程と申込期日はウェブ解析士認定試験に書かれてあるので、いつ受けようかチェックしてみてください。
勉強時間も加味して余裕のあるスケジュールで受けるのが望ましいですが、2023年の公式テキスト、問題集の内容での試験は、2023年12月30日までとなっています。
2024年になると、テキストや問題集、試験の内容が変わってしまうので、今年中の取得を目指すのであれば、今から公式テキストで学習をはじめておくと焦らずにすみますね。
GA4を確認するためのGoogleアカウントが必要
2023年の試験からは、実際にGoogleアナリティクス(GA4)の画面を見て回答する問題もあります。そのため、試験申込時にGoogleアカウントを連絡する必要があります。(申込みフォーム入力時にアカウントも入力します)
もし持っていなければ新しく作ってくださいね。
また、GA4の画面を見て回答するので、GA4の使い方もある程度学習しておいてください。
今からGA4の使い方を勉強する、という方は、いちばんやさしいGoogleアナリティクス4の教本が分かりやすいのでおすすめです!
ウェブ解析士試験に持ち込みできるもの
試験には持ち込みが可能なものがあります。
- ウェブ解析士公式テキスト
- ウェブ解析士認定講座スライド
- 用語解説集
- 計算機
計算問題もあるので、計算機があると便利ですよ!
また、試験は基本的に公式テキストの内容から出題されるので、公式テキストは必ず開いた状態で準備しておきましょう。
合否はその場で分かる。不合格になった場合は?
問題を解き終わって終了ボタンを押すと、すぐに合否が分かります。
ちょっとドキドキですね。
もし不合格だった場合は、追加費用は必要(12,100円(税込))ですが再試験を受けることもできます。
その場合は、不合格日から14日後に受験が可能となります。
【講師が解説】ウェブ解析士に合格するための勉強方法と対策
ウェブ解析士に合格するにはどれくらいの時間勉強したらいい?
ウェブ解析士の公式サイトによると、
- ウェブ業界経験者 15〜30時間
- ウェブ業界未経験者 40〜60時間
とあります。
公式テキストの情報量が多いので、業界経験者だと知っている用語が多いためすらすら読め、未経験だと用語の意味も理解しながら進めるので時間がかかる、ということですね。
ここでテキストや問題集、講座などできちんと学んで理解を深めることで、うんと合格率が高まります!
公式テキストで解説されてある内容は頭に入れておく
公式テキストの情報量が多いので、普段の仕事をしんがら全部読むのは難しい方もいらっしゃると思います。
試験の時にはテキストを持ち込みできるので、完全にすべてを覚える必要はありません。
① まずは公式テキストをざっと読んでみてください。内容は理解しなくても大丈夫です。
どこが理解できなかったかをメモしておいてください。
② 次に、自分の苦手な分野や、①で理解できなかった部分を中心にテキストを読み込んで勉強します。この方法だと、効率的に学習できます!
③ テキスト勉強と問題集での演習を同じタイミングで行ってもかまいません。
テキストは、内容が1章〜8章に分かれているので、テキスト1章の学習が終わったら問題集の1章の部分を解く、という方が身につきやすいですね。
問題の解き方や考え方を教えてくれる講座は受講した方がいい
ウェブ解析士認定講座を受けなくても試験は受けられますが、個人的には受講した方が断然おすすめです!
講座ではどのような内容を学ぶかというと、
実際に試験に出てくるような形式の問題を解いていき、その考え方やなぜその選択肢になったのか、他の選択肢は何が違うのかなどを丁寧に解説してくれます。
また、ウェブ解析士認定講座は色んな講師の方が講座を開催されています。
中には受講特典のある講師もいたり、講師自身の実務経験を話してくれることもあります。
講座の時間は2〜3時間ですが、初心者の方向けに長めの講座を開催してくれる講師もいます。
もし、自分が企業ウェブ担当者であれば、その業務経験の多い講師の講座を受講してみましょう。
試験対策だけではなく、自分の業務に役立つ情報を教えてくれたりもするので、とても価値のある講座だと思っています!
どのような講座があるかはウェブ解析士認定講座から確認してみてくださいね。
あとはひたすら問題集を解いて問題に慣れよう
ウェブ解析士試験の過去問題はありません。
毎年問題が変わるからです。
過去問はありませんが、毎年問題集が発行されています。
しかし、2023年からは出題内容もガラリと変わるので、過去の問題集も使えなくなりました。
2023年版の問題集が出ているので、その問題をひたすら解いていきましょう!
できれば、問題集で8割正解を目指しましょう。
つまづいた問題はメモしておき、理解するまで繰り返し解くようにします。
分からない箇所はテキストや問題集の解説に書いているので、よく読んでください。
問題集は、実際に出題される試験にかなり近い形で出されます。
問題集を解いて出題内容に慣れると、試験の時に焦ることもなく、冷静に文章を読んだり公式テキストから情報を探してきたりできるようになります!
ウェブ解析士の申込み方法は?
ウェブ解析士の資格を取得するまでには、いくつか申込みや購入が必要になります。
下の表を読んで、何に申し込めば良いかを確認してくださいね。
申込み内容 | 必須or任意 | 費用 | 購入・申込み |
---|---|---|---|
ウェブ解析士認定講座 | 必須 | PDF:4,400円(税込) | |
ウェブ解析士 | 任意 | 11,000円(税込) | ウェブ解析士認定講座 |
公式問題集 | 任意 | 本:2,750円(税込) | |
ウェブ解析士 | 必須 | 17,600円(税込) | ウェブ解析士認定試験 |
ウェブ解析士認定講座(任意)について
こちらのウェブ解析士認定講座から、自身の受けたい日程・講師を選んで申し込んでください。
複数の講師の方が講座を実施しています。
講座はオンライン、オフライン、オンデマンド(自分の好きな時間に動画を見て勉強)の3種類があるので、受けやすいもので受講してください。
また、講師によっては
- 初心者向けに丁寧に解説
- 少人数制
- 特典付き
- ある分野に特化
など色々な特徴があるので、自分の受けたい講座を申し込みましょう!
基本的には、どの講師の講座を選んでも、ベースの講座内容は同じです。
ウェブ解析士認定試験(必須)について
ウェブ解析士認定試験試験はこちらからお申込みできます。
試験は、自分の選択した期間(14日日)のうち、好きなタイミングでオンラインで受験します。
合否はその場で分かります。
2023年に「より業務で使える資格」にパワーアップしたウェブ解析士
ウェブ解析士は、今年2023年の改変で、より実務に基づいた、実務で使える判断力や知識を身につけられる試験になりました。
十数時間の学習が必要なことや、費用的なこともありますが、学んだ時間、支払った費用以上のものを得ることができる資格です。
私自身も、この資格を取ったことにより、とてもやりがいのあるお仕事をさせていただくことができました。
これからウェブ業界の中で仕事をしていくには、持っていて損はない資格だと思います。
ぜひチャレンジしてみてください!