GA4でURLクエリパラメータを除外する【js不要】

アクセスされたページURLを見ると、以下のようにURLの後ろに「?」などの文字列が追加されていることがあります。
これを、「URLクエリパラメータ」といいます。

https://aogiri.net/aaa.html?fbclid=aaaabbbbcccc&author=eriko

従来のGA(ユニバーサルアナリティクス)では、ビュー設定の画面で簡単にクエリパラメータの除外設定ができていました。

しかし、GA4は同じような設定画面がありません。
GTMを使って、クエリパラメータ除外設定を行う必要があります。


ユニバーサルアナリティクスの「ビューの設定」画面に「除外するURLクエリパラメータ」の設定がある

この記事では、GA4とGTMを使って、URLクエリパラメータを除外する方法について解説していきますね。
GTMでjavascriptを書かない方法なので、少し手順は多いですが簡単に設定できます。

この設定が有効の間、除外したクエリパラメータは一切計測できなくなります。
そのため、クエリパラメータ除外前のデータを別のプロパティとして残しておくことを強くお勧めします。



除外するクエリパラメータを洗い出す


まずは、除外したいクエリパラメータを洗い出します。Facebookからシェアされたfbclidなどはよく見られるパラメータです。

自サイトのクエリパラメータを超簡単に確認する方法

@RK_prvさんが、クエリパラメータを簡単に抽出するGoogleデータポータルを作成されています。
ファイルをコピーして、UAまたはGA4で自サイトのソースを選択するだの「超簡単」ツールです!

こちらからデータポータルをチェック!


データソースを選ぶだけで使用されているパラメータ一覧が抽出されます

よく見られる、除外したいパラメータ



パラメータ名 内容
fbclid Facebookでシェアされたリンク
yclid Yahoo!広告経由
gtm_debug GTMのプレビューモード

計測したいパラメータは、除外せずに必ず残しておいてください。
除外するパラメータは慎重に検討しましょう。


GTMで除外したいパラメータをユーザー定義変数として追加


パラメータの洗い出しができたら、次はGTMで設定をしていきます。

まずはユーザー定義変数を作成します。
【変数】をクリックし、ユーザー定義変数右横の「新規」ボタンをクリックします。


新規変数作成画面が開くので、任意の分かりやすい名前をつけます。
「変数タイプを選択して設定を開始」をクリックすると、タイプを選ぶ画面が出てくるので

「コミュニティ テンプレートギャラリーで変数タイプをさらに見つけましょう」

をクリック。


すると、変数タイプ一覧が出てくるので、検索窓に

url cleaner

と入力して検索します。

「URL Cleaner」というテンプレートが出てきたら、クリックして選択します。


「テンプレートの詳細」画面が開くので、「ワークスペースに追加」をクリック


その後出てくるメッセージを確認し、「追加」をクリック


通常であれば、ここで変数の設定画面が開きますが、2022年7月5日時点では設定画面が開きません。
ブラウザをリロードして、再度「URL Cleaner」を選択してください。

変数タイプ一覧に「URL Cleaner」が追加されたので、クリックして選択します。
選択後、設定画面が表示されます。


URL Cleanerの設定

URL Cleaner設定画面では、以下のように設定します。




設定項目 設定内容 説明
Full URL {{Page URL}}※括弧は半角 置換前のURLを取得
List Method Blacklist 除外設定を行うのでBlacklistを選択
Allow Partal Match And RegEx 必要な場合はチェック 正規表現を使う場合はチェック
Parameter Whitelist Table 除外したいパラメータ 除外したいパラメータを必要な数だけ登録
Result Format Clean URLを選択 置換後のフォーマット(パラメータ除去されたURL)

設定後、変数を保存します。

次は、GA4のタグを設定している箇所を変更していきます。

GA4を設定しているタグを変更

メニューから【タグ】を選択し、GA4が設定されてあるタグをクリック


【設定フィールド】に page_location、
【値】に、先ほど作成したユーザー定義変数名を入力します。


これで一通りの設定は完了しました。
次は、設定が間違っていないかをテストしていきます。

クエリパラメータ除外設定のテスト

GTMの「プレビュー」で、除外したいパラメータ付きURLにアクセスします。

gtm_debugは自動的に追加されるので、今回は

https://aogiri.net/?fbclid=aaaaaaa

のURLをテストしました。


GA4画面から、【設定】→【Debug View】を開きます。
プレビューモードでアクセスすると、「page_view」のイベントが表示されているので、クリックします。


page_viewイベントのパラメータ一覧が表示されるので、「page_location」を開きます。
ここで、URLに先ほど指定したパラメータがきちんと削除されていればOKです。

https://aogiri.net/?fbclid=aaaaaaa& gtm_debug=xxxxxx

のURLだったものが、パラメータが消えて

https://aogiri.net/

となっているのが確認できました。


GTMを公開

パラメータが除去できていることが確認できたら、GTMを公開します。

これでパラメータ除去設定は完了です。
お疲れさまでした!!

GA(ユニバーサルアナリティクス)より設定が難しくなっていますが、URLクエリパラメータの除外はデータをスムーズに計測していく上で重要なので、設定しておきたいですね。


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ウェブ解析士マスター /上級SNSマネージャー/ a-blog cmsエバンジェリスト

香川県生まれ。1998年からウェブ制作に取り組む。制作会社にて企業・ECサイトのデザイン、ディレクション、CMS構築等を担当後、2015年7月に独立。

デジタルマーケティング・ウェブコンサルティング、UI、UX設計を主軸に戦略から考えるウェブサイト設計・構築を行う。

趣味は和太鼓演奏。香川県三豊市で活動する「和太鼓集団 響屋」メンバー。実家の桃農家も手伝う兼業農家。

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