第31回 岡山WEBクリエイターズ「ECサイトの現実と対策」に参加してきました

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2015年4月18日（土）に岡山で開催された、第31回 岡山WEBクリエイターズ「ECサイトの現実と対策」に参加してきました。

近くであまり開催されることのない話題だったのでとても楽しみだったのと、前職から抱えている悩みについて何か解決策がないかなぁと思っての参加です。
ECサイトの売上や集客をどうするかについてや、ECサイトを何で作るかなど興味深い話題が盛りだくさんでした。

売るための知識、ECショップの2015年実情と対策　

MUDORA run party　村上 智子さん

どういったキービジュアルだと売れるか、どういったボタンだと売れるかなどのページ制作に関することはもちろん、売るために別の商品を開発したり、物流を改善したりと、全体に目線を向けて改善をしていくということを紹介してくださいました。

商品一つの見せ方についても、「こういう商品ですよ」の他に、「誰が誰のために買って欲しいか」ということも考えて、ページもその人に向けて作っていくという方法も。これだと、広告も打ちやすいし、対象になった人は入り込んで読める。これはいいなぁと思います。ただ、Web制作者がその商品を知っているだけではなかなか思い浮かばないものなので、お客さんとしっかり方向性や売り方を決めながら進めないといけないなぁと、あらためて思いました。

クライアントから売り上げがあがらないといわれた時の5つの対処法　

Eストアー　上甲 由美さん

Eストアーさんは、ショップサーブを提供しているところですね。実案件ではまだ構築したことはありませんでしたが、中身は少し触ったことがありました。マニュアルをいただいたので、参考にしたいです。

今回は、売上を上げるための施策についていろいろと紹介していただきました。 商品によってモールに出すか独自型店舗にするか、サイト内をどう改善していくかなどもありましたが、村上さんのセッションとも共通して「集客」がやっぱり重要だと感じました。集客を行うためには、ターゲット設定が大事。ターゲット設定のライフスタイルまで分析し、それに合わせて施策を行うなど、とても綿密に行っている事例もありました。メルマガをいつ配信するかなど、参考になりそうです。

ターゲット設定がきちんとできていれば、集客方法などの目星がつきます。 ここでいつも悩んでいるのが、どうターゲット設定をすれば良いかというところ。そういったことは、もちろんお客さんと打ち合わせをしながら決めていくところではあるのですが、例えば、実店舗を持っているお店でも、実店舗とネットショップでは購入層が異なるかもしれません。きちんと解析などでデータを取得したり、その他の方法で情報を分析したいです。

エンジニアから見た、ECサイト構築・サービス選定のポイント　

山川製作所　山川 祐一郎さん

ASPサービスやインストール型など、主要なECサイトシステムについて紹介いただきました。 前職では、ほとんどのサイトをとあるインストール型のシステムで構築していましたが、
・バージョンアップがしづらい（できたとしてもコストがかかる）
・脆弱性があった際の対応がしづらい
・構築コストがかかる
などの課題があり、それに代わるものがあるかというのを探していました。

最近は本当にいろいろなサービスがありますが、どのサービスを選択すれば良いかの判断基準をとても分かりやすく説明してくださいました。 私も、前職のシステムの代替を探している際に機能比較などしようと思っていたのですが、時間が取れずできずじまいだったので、このセッションはとても助かりました。

まとめ

お客さんの成果に直結する部分なので、今回具体的に事例などを聞くことができ、大変ためになりました。 もちろん、商品や業種によって考えないといけないことは違ってきますが、どこに注力していくかなどの考え方は参考になります。

次にECサイトを担当させていただく際は、今までシステムのカスタマイズに時間と予算が割かれていたものを、商品に応じてなるべく開発時間・予算が少なくなるものを選択して、その浮いた分を集客や商品開発の予算に回せられるようアドバイスできるようになりたいですね。

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